
お気に入りの香水を見つけても、つけ方を間違えると香りが強すぎたり、すぐに消えてしまったりすることがあります。香水は、つける場所や量、タイミングを少し工夫するだけで、香り方が大きく変わります。この記事では、香水の正しいつけ方と、香りを長持ちさせるコツを紹介します。
香水をつける場所の基本
香水は、体温によって温められることで香りが広がります。そのため、脈を打つ場所や体温の高い場所につけるのが基本です。また、香りは下から上へと立ちのぼる性質があるため、つける場所によって香り方が変わります。
- 手首の内側:最もポピュラーな場所。動くたびにほのかに香ります。こすり合わせると香りの分子が壊れるといわれるので、軽く押し当てる程度にしましょう。
- 首すじ・耳の後ろ:顔に近いため香りを感じやすく、存在感を出したいときに。強く香りやすいので、量は控えめにします。
- ひじの内側:体温が高く、手首よりも穏やかに香ります。
- ウエスト・おへそ周り:服の中から、ふんわり控えめに香ります。オフィスなど周囲に配慮したい場面におすすめです。
- ひざの裏・足首:下から立ちのぼるように香るので、上品にほのかに香らせたいときに最適です。
つける量の目安
香水は「少し物足りないかな」と感じるくらいの量がちょうどいいといわれます。自分の香りには鼻が慣れてしまい、つけすぎに気づきにくいためです。種類別の目安は次のとおりです。
- パルファム:1〜2か所に1滴ずつ
- オードパルファム:1〜2プッシュ
- オードトワレ:2〜3プッシュ
- オーデコロン:3〜5プッシュ(全身に軽くまとう程度)
つけるタイミング
香水は、つけてから時間の経過とともに香りが変化します。つけた直後の「トップノート」、30分〜数時間後の「ミドルノート」、その後に残る「ラストノート」と移り変わっていくため、香りが最も美しく落ち着くのは、つけてから30分ほど経ってからです。人に会う30分〜1時間前につけておくのがおすすめです。
香りを長持ちさせるコツ
- 保湿した肌につける:乾燥した肌は香りが飛びやすいため、無香料のボディクリームなどで保湿してからつけると長持ちします。
- お風呂上がりの清潔な肌に:汗や皮脂と混ざると香りが変わることがあるため、清潔な肌につけるのが理想です。
- 体温の高い場所を選ぶ:香りがしっかり立ち、持続しやすくなります。
- つけ直しはアトマイザーで:オードトワレなど持続時間の短い香水は、小分けのアトマイザーで持ち歩き、こまめにつけ直しましょう。
やってはいけないNGなつけ方
- 手首をこすり合わせる:香りのバランスが崩れやすいといわれています。
- 同じ場所に何度も重ねる:香りが強くなりすぎ、周囲の人に不快感を与えることがあります。
- 直射日光の当たる肌につける:香料の成分によっては、日光に当たるとシミの原因になることがあります。首すじなど日に当たる場所は避けるか、服で隠れる場所につけましょう。
- 白い服やアクセサリーに直接吹きかける:シミや変色の原因になることがあります。
- 食事の場でつけすぎる:レストランなどでは料理の香りを妨げないよう、控えめにするのがマナーです。
まとめ
香水は、体温の高い場所に少量つけるのが基本です。保湿した清潔な肌につけ、出かける30分ほど前に仕上げておけば、香りが美しく長続きします。つける場所や量を工夫して、自分らしい香りの楽しみ方を見つけてください。
